やまのひとりごと

なにか考えるとき、少し浮いてる気がします。

るろうに剣心-京都大火編-を見てきた

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公開から約1ヶ月弱。何ヶ月も前から友達と約束していたのでじっと我慢し、ついに先日「るろうに剣心 京都大火編」を見てきました!
楽しかったー、と思う反面、いまいちだった部分も多々。
思い返しながら箇条書きにしてみる。

以下ネタバレ満載のためご注意を。
おまけに原作を基準に見ちゃったので、その辺もご注意。




佐藤健がとてもかっこいい

言うまでもなく。顔ももちろんだけど、立ち振る舞いも雰囲気も私の中の剣心ドンピシャです。
私は昔から「かっこいい」という人みんなに否定されてきたけど、佐藤健かっこいいと思える私は正常です。
でも最近のイケメン俳優はみんな年下ばかりで悲しい。

映像が相変わらず美しい

映画館だと見応え倍増!セットもすごい迫力だった。特に冒頭の火の中のシーンとか。
普段あまり映画を見ないので、映画の迫力は何見ても驚いちゃう。

宗次郎が宗次郎だった

雰囲気、声、顔、身のこなしに至るまで原作に忠実で文句なし。紀尾井坂での大久保利通暗殺シーンは何度も見たい。
あの屋根の上を走る感じ、良かったー。
21歳らしいけど、それにしては声高い気が?

操役の太凰ちゃんのアクションシーンが良い

最初は「顔が操じゃない!」とか思ってたけど、アクションシーンを見て納得。他の男性陣に見劣りしないくらいかっこよかった。
演技は、私の思う操ではなかったものの、違和感なく受け入れられたのでマル。
主演の朝ドラも楽しみー。

志士雄がやばい

雰囲気出過ぎやばい。ハマりすぎ。
当初松山ケンイチという案もあったらしいけど、藤原達也で良かったと思う。結果論だけど。
ちなみに2ちゃんでは「CCO」と書くらしい。

左之助と弥彦の存在感の薄さ

弥彦は子役の迫力がいまいち物足りなかった。
左之助も二重の極みを(今のところ)会得しておらず、京都に着くや否やとりあえずなりふり構わず暴れる始末。(敵味方わかってたのかな?)
剣心の近しいキャラクターなだけに、2人の過去も少しでいいからやってあげてほしい。。
背景無しだと存在感が出ないね。

蒼紫の意味不明感

左之助と弥彦と同様、蒼紫の背景が曖昧。
原作を知らない人は、「何この人?」「隠密御庭番衆って?」と思いながらストーリーが進んでいくことだろう。
曖昧な割に翁とのアクションシーンには割と時間を割いていて、観客は困惑しながら見ることだろう。
人気のあるキャラクターなだけに、残念だ…。
剣心は、会ったこともない蒼紫をどうやって説得するのだろう。
ちなみに蒼紫は2ちゃんで「AOC」と書くらしい。

薫の動きのキレの無さ

志士雄一派(火付け要因なので雑魚キャラ)との戦いで、たくさんの雑魚を相手につかれてヘロヘロになって水を飲む薫。
原作では十本刀の一人ををキッチリかっこよく倒すから大好きなシーンなのに、なんか薫弱い設定な感じで悲しい。
でも十本刀出てきてないし、「伝説の最期編」でちゃんと戦うのかな?そのための前置きだといいなー。

薫と弥彦の疎外感

葵屋で皆が戦闘態勢に入り、薫と弥彦も「私たちも戦うわ」っていうのに剣心に拒否られ、御庭番の下っ端に「…一緒に戦いましょう!」って気を遣ってもらうシーンが心痛んだ。
本当はもっと仲間感あるはずなのに、映画では仲良くなるきっかけさえなくて、なんか二人の部外者感半端ない。
これにより二人はより一層「京都行かなきゃよかったのに」感が増してる気がする。

結局薫がさらわれる

原作では、無謀ながら京都に行くもしっかり剣心の役に立った薫たち。
でも映画では宗次郎に連れ去られる→剣心が目撃→かおるどのー!→一人で追っかけて窮地に。
結局弱点以外の何物でもない薫殿…

師匠との出会い方が不自然

荒波の中薫殿探すも力尽きてどこぞの島に漂着。そこには福山雅治演じる比古清十郎がいて、剣心を担いで連れて行く。
映画なのでたらればはよくないかもしれないけど、「もしこの島に漂着しなかったら…」と考えるとここで物語が終わる。
わざわざ師匠を島国男児にする意味はあるのかな?原作通り、剣心が翁に探してもらったらいいのに、と思ったけど
おそらく師匠役の福山雅治を「謎の男」として残しておきたかったんだろう。
ここまで有名な漫画を実写化するに当たり、「福山さんってどんな役なんだろう♪」と思ってみてる人は少ないだろうに
そのとっておきは果たして必要だったのだろうか。


こんなもんかなあ。
なんか不満な点が多いなあ。良い所って文章にしづらいな…。

次回に期待!
でも復習のために、明日もう一回見てこよう。。