やまのひとりごと

なにか考えるとき、少し浮いてる気がします。

別れを決意してからの変化

”前向きな別れ”とやらを受け入れてみようと決意してから、私は何だかすでに前向きになった気がする。この間まで見えなかった未来が、パッと開けた感じがして、何だかすごく身軽になった気がする。

この決意をしたのは9月5連休の頭で、彼と会うのは連休の最終日のみ。決まっていつも余った日という印象を受け、それもなんか悲しいぜ。まあもう良いんだ、別れるし!

連休中は私も割と予定を詰め込んでいたので、恒例の「一人でも楽しくやってますアピール」を敢行。

  • 9月18日(金) 「飲みに行ってきます」とLINEしたままその返事をスルー
  • 9月19日(土) 「フェス行ってきます」という彼からのLINEに11時頃「おはよう、今起きた、いってらっしゃい」と返事する。
    ☆昨日の夜から朝までどうしてたか気になるだろう!しかも普段割と早起きの私が11時まで寝てるなんてどうしたの?ってちょっと不安になっただろう!(ほんとに寝てたんだけど)
  • 9月20日(日) 昨日の帰宅報告をまたも未読スルー(寝てただけ)、朝出かける前に「撮影会行ってきます」とLINEする。
    ☆撮影会という知らない分野で楽しんでると思うとちょっと気になるだろう!
  • 9月21日(月) 20〜21は彼は旅行で「今から帰ります」をスルー。
  • 9月22日(火) またも朝に「出かけてきます」と一方的にLINE。彼から「撮影会か?いってらっしゃい」と返事が来る。
    ☆「また撮影会かな?」と私の行動を少しだけ考えたあたり、ちょっと気になってるだろう!

文字にするとちょっとややこしいけど、とりあえず普通に楽しく過ごしていたし、充実した連休を送っている事をアピールするという目標は成功したように思う。

9月23日(水)デートの日の朝、彼からこんなLINEが入った。

今日10時からラグビーみたいので、良かったら泊まってかない?

ラグビーは見たい。9時頃には帰らないといけない。でもデートがある。ならば呼んじゃえ!というわかりやすい誘い。
でもこうやって素直に言ってくれてすごく清々しかったし嬉しかった。翌日朝から出かける用があったので

理由が明確で清々しいな!
でも明日朝から用があるので、そしたら早めに解散しよう。

と返事をした。早め解散を嫌がらない彼女=執着してないと思わせる作戦だ!
いや作戦というより単にそれが一番良いなと思った。別れるって決めたからか、残念だなとも特に思わなかったし、いつも言動の裏側を勝手に想像してしまう癖があるから、今回みたいに「ラグビー見たいから早く帰りたい」と素直に言ってもらえて気が楽だったのかもしれない。

今回のデートの目的は「一緒に居て楽しいな」と思わせる事。思わせといて別れるんだぜ。泣けるだろ。

予定はガッチリ組んでデートに臨む

いつも(いつもといってもさほどデートというデートしてないけど)「何する?」と会っても目的が決まらないため、今回は

という提案を事前に行い、承認を得る。事前に提案を行った目的は「プランを決める”という重荷をなくす」という魂胆なのだ。計画的だろ。

いざデート!

渋谷で合流し、早速ボウリング。15分ほどで入れたので予定通りボウリング開始。
「彼女と二人でボウリングなんて初めてだよ」と言われ(よっしゃ!初めてゲット!)ガッツポーズ。正直スコアは二人とも微妙だったが、「1ゲーム目負けた方がジュースおごりね!」とかいう中学生カップルのような賭け事したりして、お互い久しぶりのボウリングを結構楽しみました。3ゲームして疲れたので終了。

次は六本木でやっているベルギービールのイベントに行くべく、渋谷からバスに乗って移動。とここで彼から切実な訴えがあった。

ごめん、お腹いたい。

 またか…
どうやら連休の呑み過ぎと、当日の薄着が祟ったようで、目的地に着く前に限界を迎えバスを途中下車。コンビニのトイレに駆け込みひとまずお腹を落ち着かせる。
この日の私の服装は半袖シャツにカーディガン。それでもちょっと肌寒い感じだったので、半袖ハーパンの彼はきっともっと寒かったと思う。なぜ上着を持って来ない…

そのビールフェスタは前から私が行きたいと言っていたイベントで結構楽しみにしていたので、彼的にも申し訳なく思ったのか「行くだけ行ってみようよ」と何度か言って来てくれたが、そんな状態でビール飲んでお腹を壊されても嫌だし、だからといって一人で飲むのも嫌だし、何よりそのイベントは入場の際に3,000円払ってビールを何種類か飲み歩くというものだったので、雰囲気を楽しむために飲むかわからないビール代を払わせるのも忍びなく、結局ビールフェスタは諦め、とりあえずの彼の上着を探す事になった。

色々練り歩いているうちに彼の好きな洋服屋巡りみたいになっていて、気付いたら渋谷に到着。そしてユニクロで無事白シャツを購入。ここに至までに結構時間もかかったが、良い散歩にはなったかな…と前向きに捉えてみる。

そうこうしているうちに外は暗くなり、ごはん屋さんを探すもやっぱり決まらない…彼に対して基本遠慮気味だった私もさすがにこの行き当たりばったりデートにモヤモヤしてきて、そのとき歩いていた道にあった店数軒を選択し「この3件のどこかに決めて」と選択肢を狭めようやく入店したのがこのお店。

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 鉄板がどーんと真ん中にあって、寒さを忘れてビールを飲む事が出来た。よかったあー。しかもお店の活気がすごくて、途中どこかの席のお客さんの誕生日でサプライズがあったりでさらに店内盛り上がって、そのおかげで自然と会話も弾みすごく楽しい時間だった。ちなみにここの卵焼きの作り方に感動したので(味ももちろん良い)、卵焼き食べにまた行きたいなと思っている。

そして良い時間になったので解散し、本日のデートは無事終了。

今回のデートを振り返り、当初の目的だった「一緒に居て楽しいな」作戦は無事成功だったんじゃないかと思う。前回のような重い話は一切出さなかったし、何より女友達風に彼女らしい部分は見せずに接する事を意識した。
(ってか何このたかがデートでこの努力。文字にしててうけるわ…)

ところがその後、彼の態度が変化する

そんな連休・デートを終えてから、彼の言動に変化が見られた。またも見づらいが箇条書きします。

  • 9月24日(木) 朝と夜しかLINEして来ないのに、昼休み中に「何してるの?」と連絡が来る。そして「夜ひま?」と都合を聞かれるも夜は予定ありと伝えると「そっか、泊まりに来ないかなーと思って」と言われる。
  • 9月25日(金) 朝の行ってきますメールの際、先日の居酒屋さんで感動した卵焼きを想像しながら朝ご飯に作った事を報告すると「すごいじゃん、写メは?」「上手そう!腹減った!」など返事がぽんぽんん返ってくる。普段は私がたわいないメールを送ってもスルーされるか「そっか!」で終わる事が多いのでビックリした。
    夜仕事終わりに「おつかれさま!飲み歩き?」とLINEが来る。(金夜飲み歩いてるイメージがついたのかも)彼も予定がなかったらしく暇アピールをされ、あろう事か、駅から家までの帰り道に「暇だから」と電話が来る。これだけでも大事件なのに、「仕事で疲れてるから、やまちゃんがなんで俺と付き合ってくれてるか教えてよ。疲れたからそういうの聞いて癒されたい」とか「今から来てよ」とか想像を超える事を次々言われる。もちろん断ったけど、ビックリして共通の友達のSちゃんに伝えてしまった…
  • 9月26日(土) 共通の友達のSちゃんと彼は大学仲間で、この日の午前中仲間内で会っていた時のこと。Sちゃんが「最近どうよ」と彼に近況を聞くと「やまちゃん誘っても全然来てくれない、つれない」とか漏らしていたとのこと。しかも「人として尊敬してる」とか褒めてたらしい。Sちゃんは私から別れるという話を聞いていたので、この彼の反応に結構ビックリしたらしく、それを見て彼が「え、やまちゃん的にはそんな盛り上がってないの?」と少し不安そうにしていたとも聞いた。Sちゃん曰く「彼は想像以上にやまちゃん好きだよ」とのこと。

全く以て状況が把握できない

つれない態度を取っていたのはどこのどいつだ!今更そんな嬉しい言動ばかりしやがって!こちとら別れるって決めたんだ、決めたんだぞ!なのにそんないまさら…いまさら…

正直全く期待していなかったので、嬉しい通り越して驚きを隠せない。「つれない」ってなに、そいういうのそのまま私に伝えてほしいわ…

そんなこんなで私の中での最後のイベントと思っていた旅行が来るわけです。

乞うご期待!