やまのひとりごと

なにか考えるとき、少し浮いてる気がします。

元カレや元カノの脅威

先日彼の話から「元カノと今でも会う機会がある」という話を聞きました。
どういう経緯でその話が出て来たか、以下エントリーの下〜の方にありますので良かったら見てください。

別れてから元カレや元カノに会うという事

世間一般的におそらく、別れた相手に会う・連絡を取るという事はあまり好ましくないんじゃないかなあと思う。

私ももちろん例に漏れず、付き合っている人が元カノに会うと言ったらもちろん良い気はしないし、出来れば今後一生関わらずに居てほしいと思う。

そもそも現在パートナーが居ながら別れた相手に会うという心理が理解できない、と少し軽蔑さえする。そこに必要性はあるのか?
少し整理してみようと思う。

別れても大切な存在であるということ

付き合っている期間はおそらく誰よりも親密な関係を築いた相手。一生を共にするつもりで付き合っていた相手かもしれない。そんな相手だからこそ、別れたからとスッパリ連絡を絶つのは寂しい気もするし、少し不思議な感じさえする。
付き合うにあたって、そこには尊敬とか、信頼とか、色んな感情があったんだろうし、恋愛感情がなくなったとしても、その他の気持ちは残ったっておかしくない。だから元カレ・元カノの事を大切に思う気持ちが残るのはごく自然の事のようにも思う。

付き合っている人の元カレ・元カノに対する感情

好きな人に対して”独占したい”という気持ちを持っている人は多いように思う。というか多かれ少なかれ、そういう気持ちがあるからこそ恋愛は成り立っている気もする。

過去であろうが現在であろうが、”パートナー”として同じ立場に立った経験がある元カレ・元カノに対して、対抗心や劣等感などが生まれる。その相手と自分を比較するも、比較のしようがないため漠然とした不安を抱く。

何でもない異性の友達より、「付き合っていた(=お互いを知り尽くしている)」という事実がある元カレ・元カノと復縁する可能性が高いとも考えられるし、その結果「関わってほしくない」と思うのかなあと想像する。

世間的に元カノ・元カレと会うのがNGなわけ

「現在のパートナーを不安にさせないため」と誰もが思うだろうし、私もそう思う。いくら元カレ・元カノがその人にとって大切な存在であっても、現在のパートナーが不安に思うのであれば会ったり連絡を取るのは辞めるべきだと思うし、例えばそれがきっかけで現パートナーから怒られたり、責められたり、最悪の場合別れを告げられたりする可能性を考えると、元カレ・元カノとの付き合いは現状マイナスでしかなく、当人にとってもそうする事が善策なのではないかと思う。

もちろん「そんな事も許容できない奴はこちらから願い下げだ!」「そんな事も許容してくれないなんて寂しい」と思い、「心が狭い」とパートナーに幻滅してしまう人も居るだろう。元カレ・元カノがその人にとってどれほど大切かはその人にしかわからない。
ただ少なくとも現在のパートナーにとったら”そんな事”とは思えないからこそしんどいわけで、そこに真摯に向き合う姿勢によって、許容してくれる場合も大いにあり得ると思う。

私の話:現在の彼の元カノについて

冒頭に書いた通り、彼は現在も元カノと会う機会があるらしい。
その人は既に結婚しているし、子供も居る。
ただその元カノの現在少々可哀想な状況にあり、
「そんな男に任せておけない、俺がそばで守ってあげたい」
という気持ちになる事もあり得るんじゃないか?と少々不安に思っている。
また彼は自立した女性を好む傾向にあり、何度も
「女性は子供を産むとしっかりする。元カノも子供が出来てからすごく自立して、すごいなと思う」
と彼女の私に言って来た。(無神経!)自立女子好きの彼にとって、見直しポイントとなって再熱ってこともあり得るんじゃ?

私:やっぱり結婚まで考えた元カノさんだし、心配になる?
彼:まあでも俺が出来る事と言えば話を聞いてあげる事くらいだけどさ

このやり取りでちょっと引っかかるものがあったと、以前のエントリーで書いた。

結婚まで考えた相手とあって、きっと彼には特別な存在な訳だし、その気持ちを消せとは言えないし消せるはずもない。ただ、「話を聞いてあげる」って事は、これからも会う機会があるし、彼も会う気があるという事だ。元同僚なので、当時の仕事仲間複数人で会っているのか、はたまた二人で会ってるかどうかは定かではない。

彼は週に3回程度は必ず飲んで帰る事が多く、中でも「前の会社の人の送別会に顔出してきます」とか「前の同期と飲んできます」という事も少なくなく、その度「昔の会社の飲み会ってそんな行くかなー。へんなのー」程度にしか思っていなかったのが、元カノの話を聞いてから先日初めて昔の会社の集まりに行くと言った彼にモヤっとして、つい冷たい返事をしてしまった。
それからというもの、モヤモヤが消えずにネガティブが発生し、こうやって文章を書く事に没頭して意識を逸らしております。

私の話:私の元カレについて

私にとっても元カレの存在はすごく大きくて、未だに付き合っていた頃を思い出しては
「あんなことあったな」「楽しかったな」と思い出に浸る事も少なくない。
ただ、連絡を取ったり会ったりする事は全くないし、今後もするつもりはない。

それはお互いそれぞれの生活があって、それをする事により、相手に、加えて相手のパートナーに迷惑になるだろうと思っているから、少なくとも私は彼に連絡を取る事を控えている。(連絡をしたくなる時はあるけど)

自意識過剰かもしれないけど、元カレもきっとそういう気持ちでいるんじゃないかと思っている。そう思っていそうだな、と予測できるほど、お互いを良く知っている間柄だったと思う。

もちろん現在の彼氏への配慮もある。結婚まで本気で考えた相手だし、気軽に会っては申し訳ないと思う。

でもそれが逆に意識しすぎている?

もしかしたら、彼に元カノに会ってほしくないから、自分の考えや行いを正当化しているだけかもしれない、という風に捉える事も出来る。もしかしたら私は心のどこかで「元カレとやり直したい」とか思っていて、でも会って好きな気持ちが大きくなってしまうのが怖くて、意識的に会わないようにしているんじゃないかとも考えられる。わからんけど。

となると、何も意識せずに会っている彼より、意識的に会わないようにしている私の方がよっぽどやましいのか?
いやこれはもちろんもしもの話で、私の心の奥底でそういう感情があるかどうかはよくわからないけど。

私の話:元カノに不安を抱かないために

イヤなものはイヤ、それは変えようがない。
ただ、それを少しでも解消するべく、いくつかの対策を考えた。

自分を磨く

そもそも元カノに対して不安を抱くのは「自分に自信がない」というネガティブ要素から発生する負感情なんだと思う。だから自分に自信を持ってポジティブな感情を生み出せば、漠然とした不安の気持ちは多少軽減されるんではないかと思う。

私は昔からネガティブで、自分に全く自信がなく、コンプレックスの固まりだ。(周りからはそう見えないと良く言われるけど)
でも恋愛面以外でもこのネガティブなんてのは良い事一つもないわけで、これはその都度しっかり向き合って改善して行く必要があるなと日々感じている。

他の事に没頭し、彼氏依存を治す

彼氏に依存しているからこそ、ヤキモチを妬いたりするわけで、だったら彼氏に対しての興味を薄れさせれば良いんだ、という単純な案。そのために何か他の事に没頭しよう、と現在ブログを更新しまくっているわけです。
ただ私の場合、無理に他の事に熱中しすぎた結果、彼氏への気持ちが冷める事が多いので、この後どうなるかは私もよくわかりません。ただ何かに夢中になって自然に忘れられるなら幸せな事だと思っている。

結論

結婚して子供までいる元カノに対してモヤモヤするというのは、普通に考えればナンセンスで非常に無駄な労力だと思うから、これは上記の解消法で何とかするしかないなと思っている。
ただおそらく元カノでなくても、普通の女友達などにも今後同じ感情を抱いてはモヤモヤする事は多いと思うから、どこかでしっかり私の考えを伝えられたら良いなと思っている。その前に別れるって選択になる可能性があるけど。

 

おまけ:既婚者の場合の元カレ・元カノへの対応

付き合っている段階なら百歩譲って目をつむれるけど、結婚した後はいくら元同僚とはいえ会う事は許容しにくい。
結婚したら、家庭を一番大切にしてほしい。
もちろん奥さんがそういうのを全く気にしない人なら良いかもしれない。ただ我慢させているのであれば、奥さんや子供を最優先に考えてほしいと思う。結婚後外出の機会はただでさえ女性の方が減るし、そこも理解してくれずに奥さんに我慢させてまで元カノに会うという構図はとても悲しくなる。

私がそこまでパートナーの異性関係を嫌うのは、両親の事があるからかもしれない。
うちの父は、大学時代の元カノと趣味の場で会う機会があり、家庭内に不満があった時期に浮気して離婚問題になった。母も鬱になって、私もかなり心身共に疲れた。
その父の浮気相手にも子供はいた。(離婚した直後だったらしい)

これと重なってか、彼の元カノに不安を抱いているのかもしれない。

もちろん家庭内に不満があったことも原因だろうけど、だからといって浮気していいとは思えない。
元カレ・元カノとは、いつどんな時にそうなるのかわからない。

だから、ものすごく怖い。