やまのひとりごと

なにか考えるとき、少し浮いてる気がします。

あっけなく終わった恋でした

昨日久しぶりにso longな記事を書いたのですが、うっかり消してしまってズーンとしていました。が、もっとズーンなことがあったので思わず連日更新している次第です。昨日も書いた内容を織り交ぜつつ書きたいと思います。(昨日スターくれた方ごめんなさい)

前髪を切った

R君と付き合っていた時『パッツンだけは辞めて』と言われていたので、下手に触って嫌われたくないと手つかずだった前髪を、先日思い切って切りました。

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R君と付き合っていた時は、自分のしたいことよりR君の目が気になって、全然自分らしく居られませんでしたが、ようやく『ああ、こうしたい』と自発的に思えるようになって、それが”前髪を切る”って形に現れて、『ああ、元気な自分、お久しぶりです!』って感じでなんかすごく嬉しく感じました。とはいえ切ったの一ヶ月以上前だけど。

人間何かしらの軸が大事

私がR君と付き合っていた時自分らしく居られなかったのは、きっと自信が一つもなかったからなんだろうなあと思います。仕事もできないし、身体は不安だし、お付き合いも思い通りに行かないし。自力で立つための芯のような素材がなかったから、結果近くに居たR君に寄っかかってしまったのかなと思っています。芯は自分で創り出すしかないし、それが出来なかった私自身が弱かったんだろう。

本当の自分でまた接したい

自分が自分じゃなかった頃に付き合っていたR君。元気になって前を向いている、本来の自分としてまた会ったらどんな感じになるんだろう?と、別れてからも時折考えることがありました。
それはまだ未練があるのか、はたまた彼の中の私像を更新したいだけなのか、友達として仲良くしたいのか、気持ちの真意は正直自分でもわかりません。でも私もR君と付き合ったことで本当に色んなことに悩んだし、色んな発見もあったし、R君も何かしらそういう成長ってあったかなと思って、なんかそういう話を腹割って話せたらいいかもなって気持ちもあったり。

だからR君との焼き肉の約束は、ちょっとした楽しみでもありました。

連絡がつかない

金沢から帰る日、入院する日、手術の前後、入院中と、度々私の進捗を確認してきたR君。入院期間やら細かく聞いて来ておいて結局お見舞いには来ませんでしたが、それでも退院後の焼き肉の約束があったので、まあそこで元気になった報告をすれば良いか、と思っていました。

が、退院1ヶ月を経っても連絡来ず。
おごってもらう手前、自分から声かけるのもなんだかなあ…と思って連絡していませんでしたが、あっちはあっちで連絡待ってるかもしれないしと思い、意を決してLINEしてみました。(スタンプ1個)

が、翌朝になっても既読にならず。
翌日の昼頃、もう一通LINEしてみる。
が、さらに翌日になっても未読。

え、もしやブロックされてる?
でも面倒なことが苦手な人が、ブロックなんて面倒なことするだろうか?そもそも何で私がブロックされるのかわかんないし。
一体なんなんだ?

【推測1】スマホをなくした
【推測2】スマホが壊れた
【推測3】倒れていてスマホが見れない
【推測4】彼女が出来て私と連絡を取れない

可能性は低いけど、一人暮らしで倒れたりでもしたら危ないんじゃない?とちょっと心配になって、翌日の夜、意を決して電話をかけてみました。

しかしやはり応答無し。
折り返しもしばらく来ず。

ちょっと心配になったのでSちゃんに『R君と最近連絡取った?』と聞くと『やまが無事退院したことを伝えて以来連絡してないよ〜』とのこと。

予想外の回答

まあ飲み会中で連絡は夜返そうとか、そういう何でもないことかもしれないしな、と気楽に待っていたら、R君からLINEが。

「ごめん、実は彼女が出来たので連絡できませんでした。色々迷惑かけてごめん。」

これ見た瞬間、想定外の回答過ぎて思わず失笑してしました。

呆れる報告

別れ話の電話をした4月下旬。その電話でこんな会話がありました。

私「コンスタントに彼女居た人ですもんね、すぐ出来るだろうね」
R「いや…私もこじらせ男子だから、しばらく恋愛はいいよ」

 

R「まあ機会があればまた遊んでよ」
私「機会なんてなくない?」
R「そっか、別れたら会わない主義だっけ」
私「そういう風に決めてるわけじゃないけど、彼氏が居たら会わないよ」
R「じゃあもし彼氏いなかったら、サッカーとか付き合ってくださいよ」

私も私でたくさん悩んだけど、彼も彼なりに色々思い悩んだ結果、”しばらく恋愛はいいよ”なんていう言葉が出て来たのかなと思っていました。

付き合っているときも共通の友達のSちゃんに『一生一緒に居られそうな子に出会えた』とか言ってたみたいだし、『やまちゃんと付き合うって決めたのは軽い気持ちじゃない』って言ってくれてたし、『こんなに想ってくれる子は他に居ない』って涙見せてくれたし…
そんな人がこんなに早く彼女を作るとは思いもよらなくて、なんかもう呆然としてしまいました。
でもこれは単なる社交辞令だったんでしょうね。あんまり社交辞令が得意ではないので、全然わからなかったや。

私は何を根拠に信じていたのか

彼との出来事を思い返せば、とにかく辛いなと思うことが多かった印象。これに尽きます。加えて嘘ついて元カノに会ったりしてたし、信用するどころか、疑って嫌いになってもおかしくないと思います。*1

でもなんか私の中で『彼は根はきっと良い人なんだ』っていう変な自信があって、今までしんどいと思って来た出来事も、彼の配慮の無さからそう感じてしまっただけだっていう思いが拭えないでいました。だからこそ『私が変われば二人の関係が良い方向に進むかもしれない』って変な期待があったし、それ故に元気になった私でもう一度会いたいって気持ちも強かったのかもしれません。

でもそれは完全なる”願望”でしかなかったのかもしれません。

約束は果たせよこの野郎

「(金沢から)いつこっち戻ってくるの?」
「今日最終出勤日?おつかれさまでした!」
「明日手術だよね?頑張れ!」
「落ち着いたら焼き肉でも行こう。頑張って来なさいよ!」
「無事?」
「退院はまだ先?」

こんな連絡をR君の方からして来て、ものの1ヶ月で彼女作る。

もちろん恋愛のリセット期間は人それぞれだし、それは承知しています。
今回のことは個人的には”はえぇ…!”って思ったけど、彼なりに色々考えて、リセットした結果の新しい彼女なのかもしれません。

私が驚いたのは、自分からした約束を果たす気もなくのうのうと新しい彼女を作っていたところ。

焼き肉行こうって言って来てくれた時は、ハナから行くつもり無かったのかな?
人が入院してしんどい時に、新たな恋愛にいそしんでいたのかな?
それもまた例のごとく、早まった付き合いをしてるのかな?
なんかもうホントびっくり。

自分で物事を考えられない人

今回の報告は、私がSちゃんに『R君に連絡しても音沙汰無しなんだけど、なにかあったのかな?』と聞いたことでSちゃんもR君に『生きてるー?』と連絡して、R君もようやく応答したという流れです。

R君はSちゃんに状況を説明し
『ごめん、二人には迷惑かけたから連絡できなくて』
と自己弁護の言い訳をしたそうです。

今まで私がR君の悪口言っても”友達だから”ってR君をかばって来たSちゃんもさすがに憤慨し、『彼女が出来ることは悪いことではないけど、順番が違うんじゃない?期待持たせるような事言っておいてそれは無責任すぎる。自分の口でしっかり説明しなさい。』と言ってくれ、R君からようやく私に連絡が来たという次第です。

つまりSちゃんからの催促が無かったら、R君はダンマリで通すつもりだったということになります。

こんなにも人の気持ちを考えられない人、今まで居ただろうか?
付き合っているときも『この人自由な人だな』って思う事多かったし、私にはそういう要素全然ないから、少しは自由に生きる術も覚えた方が良いのかな〜と彼の思考を肯定するような事さえ思っていたけど、『自由』と考えるにはちょっと違和感がある。どっちかと言うと自己中の中の自己中で、なんかもう人としてどうなの?ってレベルな気がする。

私が『良い人だと思ってたんだけどな』とSちゃんに言うと、『良い人は良い人でも、どうでも良い人でしょ』と言っていました。うまいなあ。

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付き合っていた時に言っていたこととか、今になって思い返すとどれもこれも本当に薄っぺらく感じる。その時はあまりに自分とかけ離れた考え方するもんだから「その言葉の裏には私が考えつかない何かが潜んでいるのかな…!」って変に含ませて良い風に考えてたけど、それは結局本当に中身のないものばっかりだったんだろうな。

最後なので思ってることそのまま全部言ってやろう

もう会うこともないだろうし、せっかくなので思ったこと全部言ってやろうと長〜いLINEを送ってみました。

「なんか、ホント人でなしだね!ビックリしました。」
「君はきっとこれからどんなことがあっても、何も変わらないんだろうね」
「仮にも焼き肉行こうって言ってきたの自分だよ?」
「私には君の言動は死んでも真似できないな」
「こんな人のために変わろうとした自分が情けない」
「もっと考えて生きた方が良いと思います。」

こんな感じの内容を送りました。
これは既読になって、返事はもう来ないと思います。ブロックしちゃったから。

大切な時間を無駄にしたと心底思う

仕事を辞めて、病気が見つかって、そんなデリケートな時期に付き合う人では無かったなあと今改めて思います。内膜症はストレスが大きな原因となるみたいだし、言うなれば彼との付き合いで肥大化したんじゃ?とも思っちゃう。それくらい、本当に身体に悪い付き合いだった。最後まで。

私も私でそんな人の本性見抜けなくて、「なんか違うな」と思ったら、相手に言う前に自分を変えなくちゃって、色んな本読んでみたり、何かに打ち込んで忘れようとしたり。相手のこと心底疑うことなんて結局出来ないよね。色々怪しんではいたけど、結局信じたかったんだな。

金沢の大事な友人にも会う機会設けてもらったりしてさ。会ってもらっても何にもならないね。『良い人だったね』っていうお言葉までいただいたのにね。

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私、結構頑張ったと思うんだよなあ。
最後まで『何かあったのかな』って相手のこと心配してバカみたいだあー。相手は私のこと全然思いやってくれてなかったけど。
結果的に自分を追いつめて辛くはなっちゃったけど、こんなに色々考えてあげられる人、君はもう絶対出会えないんだから!惜しいことをしたと後悔しろーー。

恋愛は本当に疲れるね

恋愛って本当にエネルギー使うね。なんかもう、楽しいことだけしていたいよ。あと2年はお薬飲まないといけないし、自分に甘く優しくして生きていきたいなあ。

恋愛はもう疲れちゃったけど、病気のためにも、両親のためにも、自分のためにも、早く子供が欲しいです。

 

*1:少なくとも私は、という意味です。