やまのひとりごと

なにか考えるとき、少し浮いてる気がします。

ひまわりの約束

突然ですが、私はプロ野球が好きです。
今はWBCを楽しんでいるのですが、筒香を見るたびに秦基博を思い出し(似てるから)、頭の中で「ひまわりの約束」が自動再生され、そのせいで最近この曲を聴いてはほろりと涙しています。
良い曲だぜ…


【歌詞付】ひまわりの約束(向日葵的約定)ドラえもん stand by me 主題歌【中日字幕】

そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな
いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて
ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部
これからは僕も 届けていきたい 本当の幸せの意味を見つけたから

 最近はもう筒香のはにかんだ笑顔がたまらなく好き・・・

恋、終わりました

ところで、先日書いた記事の続きです。
恋、あっけなく?終わりました。失恋したのでショックはショックですが、幸い忙しい毎日に救われています。

もう会わずにフェードアウトしようと思った

傷つきたくないし、気持ちを伝えたら終わってしまうし、お得意のフェードアウトしようと思っていました。でも自分のこういう奥手で素直じゃない所あんまり好きじゃないなと前から思っていたし、今まで伝えずに後悔した事もあったし、考えるの面倒だし、いいや素直にいこう、言いたい事言おう、思った通りに動こうと思い、気持ちを伝えて終わりにしようと思い行動に移しました。

 

頑張って誘った

フェードアウトしようと思っていたので、来ていたたわいもないLINEも既読無視していました。でも本当はものすごく連絡したいから無視なんて不本意だし、思い切って連絡をしてみました。なんて事ない内容を送ったのですが、すぐに返信が来て、ポンポンと会話が進み、会う約束を取り付けました。

M君は会社の異動で春から関東。新生活に向けてDIYとかインテリアとかを今からすごい考えてるらしく、その準備のために予定していた1日に私が付き合うという形ならそこで会えるよ、という事でした。

M君は元からこの日は『ホームセンター→インテリアショップ→ジム→WBC』という予定にしていたらしく、結局それに私が合わせるという形になりました。よくわかんないけど、インテリアに関して何故か私に絶対的な信頼を寄せているらしく、この日はアドバイザー的な立場での予定になりそうです。なんでそう思っているのかは謎です。

そして約束の日

お昼頃待ち合わせ。

駅前のファッションビルに居るというのでそこまで行くと、何やら仕事用のカバンを新調するらしく、店頭で「どっちが良いかなあ」みたいな相談を受ける私。なんだよ、彼女みたいな役やらせんなよ…と切なくなりながらも買い物に付き合い、車に乗って移動。2軒程インテリアショップを回りました。

ちなみに先日も新品の時計を買っていて、関東勤務デビューへの意気込みを強く感じます。

インテリアショップでは「この家具良いなあ」とか「こーゆーテイスト良いんじゃない?」とかあーだこーだ言って、なんだよ、これから同棲するカップルみたいじゃんか…とまた切なくなってインテリアショップ巡りは終わり。

その後ランチ。お寿司屋さんに行きました。
この日はM君の予定に付き合う代わりにランチをご馳走してもらうことになっていたのですが、それを忘れ遠慮なく高いものたくさん食べちゃった。まいっか。死ぬほど美味しかったです。寿司最高です。

その後はホームセンター巡り。レンガと板でテレビ台を作りたいらしい。

なんかこういうの。
レンガを大量に買い、板をカットしてもらい、塗装用品を買い、M君の家に移動。

このとき既に日暮れ。塗装するなら普通日が出てるうちにやるべきなんだけど、本人はもう塗りたくて塗りたくて仕方ないようなので、お昼もごちそうになってるし文句言わずせっせと塗りました。くっそ寒かった。
本当は2度塗り3度塗りしたかったのですが、日が暮れて気温も下がり、塗装が全然乾かないので2度目を塗る事が出来ず、とりあえず板は放置して次の目的地のニトリへ。

ある程度下見をしていて買うものは大体決まっていたようなのですが、まだ迷いがあるらしく、その最終判断を何故か私がする事に。結局予定していた時間をかなりオーバーして買い物終了。

しかしなんで好きな人がモテるための部屋作りのアドバイスを私がしなきゃいけないんだろう…と泣きそうに切ない一日でした。

その後はジムに行ってからWBCを見る予定でしたが、その時点で既にWBC始まっていたので、ジムは断念してテレビが見れるM君の家の近くの焼き肉屋で夕飯となりました。
テレビの目の前の席がちょうど良く空いたのですんなり入店。
この日は私は絶対に泊まらないぞ、と決めて来たのですが
「あ、この後車で送るとなるとビール呑めないや。明日の朝俺出るの早いから、それに合わせてくれるなら朝送って行くけどどうする?」
と言われ、送る送らないよりもビール我慢させるのは申し訳ないと思い、翌朝帰る事にしました。意思よえぇ〜
野球を見て、ビール飲んで、肉焼いて、楽しく夕飯を終えました。

その帰り道「寒いから」と手を繋がれる。嬉しい反面、なんだよ、またそういう思わせぶりな事すんなよ…とまた切なくなりました…

そしてM君ち到着。引き続きWBCを見ながら、出しっ放しの塗装板を家の中に搬入したり、交互に風呂に入ったりして、あっという間に寝る時間。

「引っ越し前で散らかってるから今日はベッドね」と、この日はシングルベッドで一緒に寝る事になりました。(普段はリビングに布団を敷いて広々と寝ていました)

今日は絶対どこかで好きと伝えるんだ、と思っていましたが全然そのタイミングもなく、結局ここしかない、と寝る前の時間にかけました。が、M君もお疲れで半分寝てるし、私も好きの2文字が全然言い出せなくて、時間だけが過ぎていました。

何かのタイミングでM君がこんなことを言いました。

やまさんはセフレ的な目で見たくないんですよね。

どういうことだよ、だって現状セフレじゃん。綺麗事言うなよ。ていうかどういう真意で今の言葉言ったんだよ。と思い、ここから色々と話をしました。

M「やまさんはセフレ的な目で見たくないんですよね」
私「…でも現状そうじゃん。セフレじゃん」
M「まあそうな感じになってるけど…」
私「…私は好きなのに。」
M「…。悩んでいる。」
私「ずっと好きだったのに。」
M「え、ずっとって何?それは初耳。最近の事だと思った」
私「ずっと好きだった。わかんないけど、前々から会う時はいつも嬉しかった。」
M「そうか…」

でも結局、付き合うという事にはなりませんでした。

家庭の問題

ここではあまり詳しく話せないけど、M君は家庭の事情ですごく辛い立場にあって、訳あって裁判?をすることになるらしいのです。で、今年はその対応に追われて大変になると。彼女を作ったら絶対に迷惑がかかるし、裁判が終わったとき『ああ、あの時こうしていれば良かった』って後悔したくないから、現状彼女は作るつもりはない、との事でした。それは私じゃなくても、とも。

おそらく私が彼の状況に置かれたら死んでしまいたくなるほど辛い。想像できないほど辛いと思う。それを顔に出さずひょうひょうとしているM君はすごいなとも思うし、時折壊れてしまわないかと心配にもなる。だからおこがましいけど「守ってあげたいな」って気持ちも私の中にはありました。

”あのときこうしていれば良かったって後悔をしたくない”という割には、野球やら海外旅行やらの予定を入れているので、おや?と少なからず思ったし、女と遊んでる暇はあるんだ?とも思いましたが、野球と旅行は別格で、それありきの人生なんでしょう。自分を保つ上で最低限必要なエネルギー源なんでしょう。優しい解釈。

とりあえず彼の言う事情はわかりました。でもじゃあ家庭の事情がなかったら付き合ってくれていたのか?彼の気持ちをもう少し知りたくて、控えめにもう少し突っ込んで聞いてみました。

私「じゃあ、私の事好きだなって思ってくれたりした事はあるの?」
M「あるよ、だってめちゃくちゃ忙しい時でも、時間割いて会いたいと思ってたし」
私「そっか」

話の流れ全然覚えてないので

覚えている会話を羅列してみます。

私「こっちで彼女は一度も居なかったの?」
M「いなかった」
私「でも良いなと思う人くらいいたでしょ?」
M「ごはんに行ったりはした」
私「それだけ?」
M「セックスもしたりした」
私「わあ…(付き合ってないのにしちゃう人なんだな…)」
M「でもみんなそれっきりで、そこから発展した人は居なかった」
私「…」
 「私も最初から女友達の一人くらいにしか見えてなかった?」
M「いや、最初から女として見てたよ」

  

私「何で急にインテリアこだわり出したの?今の部屋超汚いのに」
M「それはやっぱりモテたいから…」
私「彼女作る気ないのに?」
M「…あ、あとはなんて言うか、最初が肝心と言うか…」
私「?」
M「最初にある程度作り込んでおけば、それキープ出来るでしょ。」
私「やる気があればどこからだってオシャレな部屋作れるでしょ」
M「あとはオシャレな自分を演出したいのかもしれない」
私「はあ…」

 色々話して見えてきた、私が思う彼の本音

彼の言っている事に嘘はないと思います。家の事でゴタゴタするのに誰も巻き込みたくないって気持ちは本当だと思います。彼はきちんと計画を立てて一日を過ごすようなマメな所がある人なので、彼女が居たらきっとそれに時間を費やしてしまう事も自分でわかってるから、それが出来ないと彼自身きっとストレスになるだろうし、相手に悪いって気持ちもあるんだろうし、そういう点で”彼女は作らない方がいい”って思っているんじゃないかと思います。

それと並行して、M君はきっと都会での新生活にもすごく期待しているんだろうなあと感じました。私の事も良いなと思ってくれてたとしても、新生活でもっと良い人に出会うかもしれないって期待もあって、今早まって彼女を作る訳にはいかないんだろうなあと。新生活でモテるかもしれないって期待がすごく大きいんだろうなあ。(ブサ系だけど気に入られ上手)

でもそんな事私には言えないから、家庭の話を盾にされてしまったように感じました。

私への気持ちは全然見えない

”私に限らず、彼女を作るつもりはない”とか”時間を割いても会いたいと思った”とか色々言われましたが、結局彼は私の事をどう思っていたのかは聞く事が出来ませんでした。

というか彼にとって、おそらく私は数ある女子の中の一人でしかなくて、”私”という個人に対する特別な気持ちなんて最初からなかったんじゃないかと思います。
仮にそうだったとしても、それがM君の本心ならそれとしてしっかり受け止めるつもりでいたのですが、気持ちを伝えてもなお本心を伝えてくれないなんてずるいよなあ。

”私”として向き合ってさえくれないなんて、冷たいよなあ。

眠れぬ夜

夜中から布団の中で色々と話していたら時間も経って、「明日もあるし、今日はもう寝かせてほしい」と言われ、そもそも満足に話は出来ませんでした。

でもすぐに寝る事が取り柄のM君が全く眠れなくなったらしく、しびれを切らして予備の布団を持って別の部屋に行ってしまいました。結局朝まで一睡も出来なかったらしいです。なんだろうね。

そして朝、リビングに行くと一睡も出来なかったM君が「やあ」と何食わぬ顔で起きていました。やあって…平静を装ってるけど、寝れなかった辛さと焦りがすごい伝わってきて、そういう強がってる所も切なく愛しく感じました…

M君が家を出るとき、「あ」と思い出したかのように私の手を取ってキスしようとしてきましたが、さすがにそれは拒みました。今まではカップルみたいに抱き合ったりキスしたりしてお見送りしていましたが、付き合えないとはっきり言われたし、彼氏でもない人とキスしたりセックスしたりはもう絶対しないんだ。

私は自力でバスで帰る事にしたのですが、バスが来るまでまだ随分時間があったので、最後だし昨日伝えられなかったことをたくさん紙に書いて置いて行くことにしました。え、重いって?だって手紙が好きなんだもんー。

「すごい好きだった」「付き合いたかった」「付き合ってない人とキスしたりセックスしたりしたのは初めてだった」「女の子に簡単に手を繋いだりキスしたりしちゃダメだよ」「これから大変だろうけど頑張るんだよ」と、全部は覚えてないけど色々書きました。言葉や態度では全然伝えられなかったので、好きだった事を色々書きました。

そしたらガチャッとM君が忘れ物を取りに帰ってきて、手紙書いてる事ばれる。そっと置いて出て行く予定だったのに…だせえバレ方。

M君は少し時間があるとかで、30分ほど仮眠してからまた出て行くと言って寝室に行ったので、私は静かに帰り支度して、そっと寝室を覗いて帰ろうとしました。そしたら起きてたみたいで目が合って、「送ってくよ」と眠い顔で言われましたが、それも断って一人家を出ました。

で、それ以来連絡は取っていません。(って、まだ3日前の話ですけど)

好きだったなあ

辛いからこそ側に居たかったなあ。辛いとき支えてあげたかったなあ。
はい、ここで秦基博です。ひまわりの約束です。ここに繋がるのです(笑)

そばにいること なにげないこの瞬間も 忘れはしないよ
旅立ちの日 手を振る時 笑顔でいられるように
ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部
返したいけれど 君のことだから もう充分だよって きっと言うかな

そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな
いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて
ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部
これからは僕も 届けていきたい 本当の幸せの意味を見つけたから

 せっかく出会って好きになった人がしんどいなら、私でどうにかなるなら全力で支えてあげたかった。あげたかったなんておこがましいね。でも、幸せにしたいと心から思った。
結局、私じゃどうにもならなかったけどね。

でもまずは私が幸せになりたい

M君はどっかにはけ口を作らないと精神的にしんどい状況で、今回の一件はその結果なんだろうな、とある意味M君の行動を肯定するような事を考える事もありました。

でもよく考えると、彼のした事はやっぱり良くないよなあと思うのです。
共通の友人にこの話をしたとき、こんなことを言っていました。

確かにM君はしんどいと思う。普通の精神状態では居られないと思うけど、だからといってやまちゃんを傷つけて良い理由にはならない。現に傷ついているんでしょう?

相手もそいういう関係を望んでいるなら全然好きにすれば良いと思うけど、今回は違うでしょう。そういう事前の確認は最低限のルールだと思う。」

 

(私が「M君は付き合う前からセックスしちゃうような女子は嫌だと言っていた事があった」「自立した女性がタイプと言っていた」という事を言って)

自立した感じの人がタイプという割には、私みたいなサバサバしたタイプたぶん苦手そうだし、ちょっと優柔不断系の優しい女の子って感じの方が本当は好きそう。

彼はかなりこじらせてるから、理想と現実に自分の気付かないねじれみたいなものがあるんじゃないかな。だからうまくいかないんじゃない。まだ子供なんだよ。

 

やまちゃんにはもっと誠実で良い人が絶対にいる。M君にやまちゃんはもったいない。早く忘れて良い人に出会えると良いね。

 

M君は私以上にこじらせているような感じもしていて、常に回りに女の影はあるものの彼女が出来ないらしく、その出来ない理由がもしかしたら”理想を求めすぎている”からなのかも。だから新生活でそういう人と出会えるかもって期待も大きいのかもしれない。

私も条件を気にした事はあったけど、それは結局本来の自分の気持ちではなくてそこに悩まされて余計疲れてしまうから、今は”いいな”とか”好きだな”とかそういう直感的な感情を大事にするようにしています。でも、その結果のこれじゃ、私の直感全然ダメだね。ダメ男がタイプなのかね〜。理想は硬派で真面目な人なんだけど…私も理想と現実が違うのかしら。それがつまりこじらせなのかしら。

恋愛する事にエネルギーを使うんじゃなくて、恋人はごく自然に側にいる存在で、その人との充実した生活にエネルギーを使えるような付き合いをしたいよー。

M君はたぶん”お付き合い”とか”彼女”とかへの理想や憧れが強くて、すごく凝り固まった印象を受けるので、そもそも合わないのかもしれないね。そう考えると諦めもつく。

私が言うのもなんだけど、もっと気楽に考えればいいのにね。

理想の付き合い

理想なんて語ってたら結婚できないぞ!という声が聞こえてきそう…

私は今まで、「付き合う」ことに一生懸命だったけど、理想はやっぱり先ほども書いた通り、「恋人が自然と側にいて、一緒に進んでいける関係」がいいなあと思うのです。

前の彼氏の時は「ヤキモチ焼かせてやる!」みたいに、無理して男の影をチラつかせてみたり、「返信遅らせて不安にしてやる!」とかに一生懸命で、2人で楽しいことをした記憶ってあまりなかった気がします。1人で恋愛を頑張ってる感じ。

でもそれって本当に疲れるし、無駄な労力ですよね…

恋人に不安なんて感じず、絶対的な安心感の上で、色んな所へ出かけたり、一緒に何かに挑戦したり、おいしいご飯を食べたり、楽しい家庭を作っていけたらいいなあ。

もちそんそれには時間もかかるかもしれないし、そこに至るまでに駆け引きをする必要があるかもしれないけどね。

*

男慣れしてないから?惚れっぽいから?たぶんすぐまた好きな人出来ると思います。
今までは好きになった人と付き合えなかった事はなかったので、しっかり自信もって仕事できるようになったら、きっとまた上手に恋愛できると思う。

今回は誠実に対応してくれなかったという点で、しっかりとした恋愛ではなかったという事でノーカウント!

また恋愛頑張るよ。