やまのひとりごと

なにか考えるとき、少し浮いてる気がします。

嘘だと思っていたら嘘じゃなかった

まず最初にこれを言いたい。
彼は嘘をついていなかったんだ…
というか、私の思い込みが全て外れていたんだ…!

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先日から「小さい嘘をつかれた」とか「会えるって言ってたのに会えなくなった」とか「元カノのいるかもしれない飲み会に行った」とかいう小さいモヤモヤが重なって、金曜は「どうした?」という連絡さえも無視して音信不通にしていましたが、夜に心をリセットしたので連絡してみました。

連絡遅くなってごめん、携帯放置してた!無事ですので!

 すると土曜の昼に「なにがあったの?」と返信が来て、文章にするのも面倒だったので電話する。とりあえず”ちょっと考え事してて連絡できなかった”ということだけ伝えた。

彼は、送ったLINEも既読にならないため「何かあったんじゃないか」と私の身を案じてくれたらしい。たぶん私だったら、連絡が来ないと真っ先に浮気を疑ってしまうだろうから、相手の行動を疑うよりまず先に自分を心配してくれたんだなという事に嬉しく思い、同時に自分の身勝手さに反省…

電話した事によりモヤモヤが軽減。(その前に自分の中でリセットしたし)
日月は予定通り会うことに。

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デートの日は夕方から動けるとの事だったので、昼は共通の友達の家に荷物を運ぶ運搬屋として動き、夕方は彼と合流して3人でごはんを食べ、そのまま夜は私の車で彼の家に向かった。

帰宅中の車内で話が割と盛り上がったので、色んな質問を投げかけてみた。その中で”嘘がつけるかつけないか”みたいな話になって、思い切って聞いてみた。

私「ひとつ、疑ってる事があって」

彼「何?」

私「この間、友達のお母さんが来たから顔出してくるって言ってたでしょ。あれって本当?」

彼「ホントだよ。そこんち母子家庭で、母親がまだ働いてて出張でこっち来ててさ。元々息子の友達と呑んだりメールしたり仲良いんだよ。そいつの実家が四国で、この間旅行でそいつんち行ってお世話になったから、お礼もかねて顔出したんだ」

私「そ、そうだったんだ…。普通に考えたら私らの親世代でそんな時間まで息子の友達と飲んだりしないじゃん?だから私、”風邪引いてる手前呑みに行くって言いにくくてそんな信憑性の低い嘘ついたのかな”って思って、勝手に疑ってた…Rくんそうやって嘘つく人なのかなって」

彼「そうならもうちょっと上手く嘘つくでしょ!てかでも俺嘘とかすぐばれちゃうからつけないけどね」

私「そっか。疑ってごめん」

その後も「この店知ってる?その友達の母ちゃんに”彼女連れてった方がいい”ってすごい勧められたんだよね。今度行こうよ」とかいう話題が出たりして、私の疑いは本当に勝手な妄想だった事が明確となりました…

他にもこんなやり取りがありました。

彼「たぶんやまちゃんが嘘ついても俺気付かないと思う」

私「気付かないの?なんか嘘見抜くの上手そうな気がしてたけど」

彼「気付く時も中にはあると思うけど」

私「今まで彼女に嘘つかれたってわかった事ある?」

彼「同棲してた彼女とちょっと喧嘩した後、その子がキッチンで誰かと電話してて、それが元カレっぽかったのはわかった。でも彼女に聞いたら違うって言われたからわかんないけど、たぶん嘘だと思う」

私「そうなんだ。その子はRくんと付き合ってても元カレと連絡取り合ってたんだ?」

彼「そうみたい。」

私「へえー。でも女子って付き合ってる人と揉めたりすると、他の異性とかに連絡したりするよね。元カレに限らず」

彼「そういうもんなの?」

私「私もそうだなー。元カレは別れたら基本みんな音信不通だからないけど、異性の友達とかには連絡するかもなー。相談したりして。」

彼「まじか。相談してたら好きになっちゃうパターンも女子にはありがちだよね。心配だな。」

ここでの収穫は”昔付き合ってた人とは連絡を取らないのが基本でしょ”ということと、”喧嘩したり嘘つかれたりしたら私は異性に連絡する可能性があるよ”という事をさりげなくアピールできた事!

というか、色んな会話の中で私が思い込んでいた「私以外の他の人と並行して誰かと付き合ってるんじゃないか」とか「元カノと会ってるんじゃないか」とか、そういうのが全て被害妄想だったという事がわかったのも収穫の一つ。やっぱりこの人嘘がつけない正直な人っぽいな…

にしても、もっと大きな収穫は
「心配だな。」だとよ…

今まで特に何の嫉妬もなかったくせに、心配だなとかさらっと言うか…
っていうか心配とかするんですか…
もう、突然来るそういう嬉しい発言が逆に心臓に悪すぎて怖いんですけど…

しかし、心臓に悪い事はこれだけで終わらなかった…

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帰宅して二人で部屋に入ると、不意打ちの軽いキスをされる。
どうしたの?と動揺を隠し平静を装い対応していると「なんか俺、結構好きになっちゃってるなー」「なんか愛おしく思えるんだよなー」と独り言風に言われる。
一緒にソファでテレビを見ていると、くっついてくるし、肩にもたれてくるし、キスしてくる。

おいおいおいおい…
何なのこの急変ぶりは…嬉しいけど、素直に受け取っていいのこれ…

(′;ω;`)

その後もイチャイチャしながら一日を終え、翌日は朝から洗濯をしたり、近所の韓国料理屋でお昼を食べたり、ニトリに行ったり、ちょっと遠めの銭湯に行ったりと、まるで付き合いの長いカップルのようなデートしましたとさ…

嬉しいけど、とにかく動揺が隠せない…!
振り回されっ放しな三十路なのでした。

この急変ぶりについては次のエントリーで…